富山県は他地域にはない特異な自然環境と地形を有しています。
それは特異な環境が幾重も重なった、富山独自の〝奇跡的な自然システム〟だと感じられます。
3000m級の立山で20mの雪の壁に象徴される〝豊かな雪解け水〟山から里へ滝の様なスピードで流れる〝急流の七大河川〟急流の川の流れから生みだされた〝扇状地〟と、扇状地にしみ込んだ〝地下水〟、そして〝山から海までが近い地形〟と、〝水深が深い富山湾(深湾)〟、これらが重なりあい、多様な〝自然の仕組み〟が働くことで、富山の豊かな海・水・産業が産まれているのです。
このような自然の循環システムをイメージにしたのが、上記の〝地域循環共生圏〟です。
私共は2020年より富山県ならではのSDGsの取り組みについて考え、生業である観光とSDGsとの結びつきについて、一つの仮説を立てました。
それは近年環境省が推進している〝地域循環共生圏と地方創生〟です。
簡単に言うと、地域内の様々な関係性が協力することで〝生産・消費・保全〟のサイクルが回る仕組みを作ることです。
まずは経済的豊かさと、自然の豊かさはつながっていること、自然資源の守るべき価値をしっかりと評価し、〝保全〟のための環境投資を行い、枯渇しないように効果的に活用し、〝持続可能な地域産業〟を構築します。
未来の富山県民、つまり私たちの子供たちに、〝持続可能な豊かな資源と産業〟そしてそれを大切だと感じるための〝規範〟を構築して、長く残していく事が最終目標となります。
私たちはこの目的達成のために、持続可能な地域づくりための様々な活動を観光としてPRしていきます。(詳細は以下をご覧ください。)
産業観光&SDGsツアー・産業観光と立山を基盤とした地域循環共生圏構想 解説はこちら