一級の産業:井波の彫刻職人の工房で伝統工芸にふれる。井波彫刻、庄川の鮎、砺波チューリップなど南砺市の魅力を満喫。
富山市内(9:00)==井波八日町通り・井波彫刻の町めぐり(10:00~10:20)
井波瑞泉寺参道沿いには、彫刻職人の工房が並んでます。静かで石畳が美しい通りを歩きながら職人の技術を見学できます。参道沿いのあちこちに設置されている七福神などの井波彫刻作品を探してみるのも楽しいです。
※八日町通りと瑞泉寺と合わせて観光ガイドの依頼をおすすめします。
https://www.tabi-nanto.jp/guide/guide_inami
井波彫刻は江戸時代中期に瑞泉寺本堂再建のため、京都本願寺より彫刻師が派遣され、井波の大工4人が彫刻の技法を本格的に習ったのが始まりです。
その後、江戸時代末期頃まで主に神社仏閣彫刻を、明治時代に入ってからは寺院欄間(らんま)から、住宅用井波欄間(らんま)へと形態が整えられました。
1975年、井波彫刻は通産省から「伝統的工芸品」として指定され、2018年に国の文化・伝統を語るストーリー、【日本遺産】に認定されました。
・・・・井波町瑞泉寺/見学(10:20~11:00)======
北陸最大の大伽藍、真宗大谷派井波別院瑞泉寺。1390年に本願寺5代綽如(しゃくにょ)上人によって開かれました。北陸の浄土真宗信仰の中心として多くの信者を集め、越中の一向一揆の重要拠点ともなり、〝井波城〟と呼ばれました。その名残として城塞だった頃の石垣が現在も残っています。
豪壮な山門、本堂と太子堂の井波彫刻などが見どころです。
===パワースポット:鯉恋の宮(11:20~11:50)===
縁結び・開運祈願のパワースポット。庄川では古くから鯉が身代わりとなって災いを受けてくれるといわれていて、毎年1月7日には奇祭「厄払い鯉の放流」を行っています。ゆるやかで雄大な庄川を見下ろす展望スポットは、足元が透け透けになっていてスリル満点です。雄大な庄川の流れを散策路でお楽しみください。
=====庄川町/昼食(12:00~13:00)=======
おすすめグルメ(人数に応じてご紹介します)
・庄川の鮎 炭火塩焼き、鮎雑炊など(稚鮎は春、成魚は夏が旬になります)
★おすすめ① 旬彩いろり茶屋 鮎の庄 https://kawakin.jp/
庄川の料理旅館 川金が営む鮎料理専門店。塩焼きは一本、一本、鮎を竹串に刺し、炭火でじっくりと焼き上げます。あゆのフライ・あゆの天ぷら・あゆ雑炊など多彩な鮎料理を提供しています。
おすすめ②道の駅砺波 となみそだち https://www.kakizato.co.jp/tonamisodachi/
ご家族連れにおすすめのレストラン。自家製面の手延べそうめん・大門素麺やうどんと、アユの塩焼きをお楽しみただけます。
※食券購入のセルフサービスとなっています。
==チューリップ四季彩館・五連水車・道の駅となみ(13:20~14:30)==
砺波はチューリップの球根の生産で有名な地域です。道の駅砺波では、砺波市特産のチューリップグッズをはじめ、大門素麺・玉ねぎ、となみ野米、ゆず製品等たくさんの特産品を販売しています。
砺波チューリップ公園では毎年5月にチューリップフェアが開催され、30万人を越える来場者数を誇ります。そして日本でここだけという施設が二つあります。
日本で唯一その①:チューリップ四季彩館
チューリップが一年中見られる日本でここだけの施設です。360度に設置されるチューリップパレスや室温15度に調整されたパレットガーデンが見どころです。
日本で唯一その②:五連揚水水車
チューリップ公園内に設置されている五連揚水水車は、巨大な木造仕掛けで水の流れを利用して力強く水をくみ上げるもので、まるで機関車の様な迫力です。
道の駅となみ
大門素麺、玉ねぎ、となみ野米、ゆず製品などが販売されています。
==若鶴酒造大正蔵・令和蔵:試飲と見学(14:40~16:00)==
日本デザイン振興会主催:グッドデザイン賞(日本で唯一の総合的デザイン評価・推奨の仕組み)を受賞した、大正蔵を見学(15:00~予約制)連続する登り梁の迫力が見事です。
若鶴酒造の資料展示とすっきり飲みやすい日本酒「苗加屋」の試飲が人気です。おすすめは UMESKY(ウメスキー)自社で蒸留・ブレンドしたウイスキーに、青梅を漬け込みゆっくりと梅の風味を引き出します。ほのかな梅の香りと上品な口あたりが特徴の本格派梅酒です。
食の体験型施設令和蔵では、お酒による地産地消を推奨する、ショップ&バー&レストランです。食とお酒の取り合わせなどを体験できる他、若鶴酒造のお酒とウィスキー、その他ワインなど様々なお酒を販売しています。
大正蔵見学までに
==高岡砺波SIC==富山IC===富山市内(17:10)